罔兩庵日乗 mouryouan’s diary

私的思索散話妄言覚書

聖「哀れな老人」 ,,200727

聖「哀れな老人」 ,,200727

ひとつきほど前にAmazonソニーのラジオを買った。
新作が作りにくいご時世ゆえに特に深夜、過去の良い作品をアンコールしている。
第2放送の講演や朗読も要チェック。

昨夜21時からの「月山と芭蕉」も良かった。
講演者の声色が粗くやや聞きづらかったが、知らなかったことや、視点を学んだ。

―――――

芭蕉は、妻と甥に不倫され逃げられ消息を絶たれた。
その後に、みちのくに赴いていた、とか。

そして二人は、10年後、共々結核を病みボロボロになって芭蕉のもとにもどり続けざま死んでいった。
そのすぐ後に、四年間の推敲を経て「奥の細道」を書き上げ、自身も翌年死んだ。

なんとも、幸福から程遠い天才だ。
そして、哀れな老人だ。
聖「哀れな老人」芭蕉


 ○ ○ ○

全く天才ではないが、哀れな老人としては共感にたえない。

芭蕉翁にならって云えば、「わりなし」だ。

話は飛ぶが、酒をやめると、とにかく暇だ。
あまりに暇すぎて凡人なら、仕事や恋でもしないとやっていられないところだ。

非凡かつ哀れな老人は、芭蕉にならって旅に出るべきであろう。
うんうん、違いない。

つーことで。はやく、梅雨終わってくださいよ。

直 兀