罔兩庵日乗 mouryouan’s diary

私的思索散話妄言覚書

人類絶滅主義者ですがVHEMTにも反出生主義にも反対します ,,20191112

人類絶滅主義者ですがVHEMTにも反出生主義にも反対します ,,20191112

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(↑一昨日ノ清水ノ写真ヨリ人ヲ消ス。人サヘイナケレバ世界ハ美クシイ)

主旨;
「世界を損ない、地球を壊し続ける知的に愚かで倫理レベルも低い人々」に比べて、
「VHEMTも反出生主義もその反対論者も知的レベルが高く」かつ圧倒的に少数なので、
そもそもごくわずかな知的レベルの高い人類がさらに減ることが有益だとは考えられない。

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たまたま、暇潰しに寄った左京区図書館で現代思想誌にて反出生主義なるものを知った。

参考。wikiより。
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反出生主義(はんしゅっしょうしゅぎ、英: Antinatalism)とは、子供を持つ事に対して否定的な意見を持つ哲学的な立場である。アルトゥル・ショーペンハウアーやエミール・シオラン、デイヴィッド・ベネターらが反出生主義の擁護者。

自主的な人類絶滅運動 (じしゅてきなじんるいぜつめつうんどう、英語: Voluntary Human Extinction Movement、VHEMT) とは、人類が子作りを控えることによって、徐々に人口を減らし、最終的に自ら絶滅することを目指す環境運動である。 これを推進しているグループは、人類の絶滅によって環境破壊を防ぐ事ができると考えている。
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○反・反出生主義

小生、かねてよりベネターの意見と同じく
「人類は人口減少によって緩やかに絶滅する方が良い」
と唱えてきたのは、小生を知る人はご存知だとおもう。

人類絶滅主義。と云うものがあるのなら、小生そう呼ばれることに異議はない。

が、小生の考えは反出生主義者とは違う。

よって、反出生主義の立場の延長上にある、ベネターの人類絶滅主義(論?)とは(同じ趣旨もあるだろうが)、基本的には別の理由から、人類は緩やかに絶滅すべきだと思っている。

……ベネター自体を読んでいないので間違っているのかもしれないが、とりあえず続ける。……

まず、反出生主義に反対な理由。

人生が苦に満ちていることは確かであるし、もしかしたら子を生むことは非倫理的なことかもしれない。
ここらの、反・反出生主義陣営との議論には、まぁ個人的に考えもあるが立ち入らない。

小生の論旨は、簡単に云うと、
「全ては、親でも子でもなく、DSN(神或は自然)によるので、人はやりたいようにやればいい。」
だ。 
ピノチストたる小生の立場。

生まれてきたものにとって、生まれてくるかこないかは、親がどう思って何をしたかとは全く無関係で、単に偶然によっただけ。
親鸞ではないが「縁あれば千人をも殺し、縁無くば一人とても殺すまじ」だ。  
   たしか……だったよね……。

誤解のある言葉だが、因縁は親の意思も越えている。

故に、小生は人類絶滅主義者ではあるが、倫理的には反出生主義でも出生主義でもない。

ただ、現実問題として、倫理から出る反出生主義とは全く関係なく、単純に環境負荷の観点から人口は減るべきだとは考えているので、つまるところ反出生主義は倫理的には中立だが、政治的には賛成となってしまう。

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○受動的な、人類絶滅主義

VHEMT(自主的な人類絶滅主義) が避妊手術をするのは、どこまでも「自分のため」であって、「子のためではない」。

それは、当然、ご自由に。

意思で子供を作らないことは、未然の子(?)にとっては無関係。

別にそれはそれで良いと思うが、そのことは環境負荷とは無縁である。
独りよがりなだけで(繰り返し、悪くはない)、明らかに現実的に無効だ。

この、現実的な有効性の問題が、単純にVHEMT に反対な理由だ。

先に、意思で子供を作らないことは、未然の子(?)にとっては無関係。
と、書いたが、では誰に関係があるか?

まずは、当然VHEMT 主義者本人だ。
そして、その他の人類、つまり非VHEMT とその子孫たちである。

つまり、地球を損ないける、ワルイおろかな金儲け主義の人類たちにとって、VHEMT の子孫がいなくなることは、少なくとも不利益ではない。

相対的に馬鹿者の人口を増やすわけだから。

故に、ここが大事なのだが、人類絶滅主義は個人的思想としては無効で、もし有効に機能させようとすると

「政治的にならざるを得ない」

これは、現代の人類はとうてい受け入れることができない。
ナチス優生保護法の悪夢を思い出してしまうではないか?
……本質は全く違うのだが、しかし無理だろう。

つまり、VHEMT とは、ヴォーガンに似て独りよがり、独善的、無効、むしろ愚かな主張に思える(あくまでも個人的意見)

蛇足。
ちなみに、オカマや変態さんはVHEMT である。だって、みんなオカマなら絶滅するでせう?
珍珍切っちゃうし。痛し。
だから、近頃、オカマを持ち上げるバカ大衆は人類絶滅主義に賛成なわけだよね?
バカだから気がついてないんだろうけど。

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○私論

では、小生の人類絶滅主義とはどんなものかと云うと、
「もし、自然がそう望むのならば、人類は緩やかに絶滅するばいいなぁ」さらに「その際に、すでに生まれてきた人々には苦しみも痛みも無いことを望む」

そして、できれば石器時代程度の人口で文明で類人猿として生き永らえるのが理想。

と、云う、主義と云うより夢想、理想のような寝言である。

が、人類が早くいなくなった方が望ましいと云う意見には変わりはない。

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昨日、一昨日、京都は嵐山清水を歩いたのだが、
「人類は醜い、うるさい、いなくなればいい。」
と、心から思った。

「おまえさんは?」と云うのは愚問である。
当然、小生は人類はには入っていない。
ニーチェの超人なんて想ってはいないヨ。ただのヒトデナシだよ。……フフン🎵