罔兩庵日乗 mouryouan’s diary

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生涯経費<貯蓄額➡リタイア可能 β版【世捨て】 

生涯経費<貯蓄額➡リタイア可能 β版【世捨て】 

仕事をやめ、世を捨てるにも先立つものが必要だ。
自分の生涯経費を知っておくことは、世を捨てなくとも無駄にはならない。

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先にとある、ブログを見ていてビックらこいた。
 
~以下引用~
月々の生活に必要なお金を計算し、×12ヶ月、プラス年間200万円、あと85歳までにかかる年数を掛けた貯蓄がないならば、セミリタイアは諦めた方がいいと思いますね。
~以上~

????200万円!
これは、無理だ。可能なひとなんていないのでは?

200万の根拠がわからない。遊び?まさか、難病なの?
この文は、セミ?リタイアを止めさせるための、暴論と言うものである。
 
よくわからない、毎月遊興費が16万以上?
そんなひといないでしょ 
このような文章は、最初から結論ありきで、数字に意味はなく、単にもっともらしく権威をつけるためにあるだけだと思われマス。

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さて、こちらは中立的論理的に考えてみる。

サラリーマンのお小遣いっていくら?
と、調べたら全平均37000円、40代で35000円だって。
ま、妥当なのかもしれない。

これなら、
生活に必要な額+年間42万でいいことになる。

はなから、結論ありきのいい加減な計算をしても意味はない。
やりとげる為の目標設定を、リアルにしなくてはリタイアなんて出来るものではない。

ある意味、リタイアとは、人生の一大プロジェクトなのだよ。本当に。

ならば、セミ?リタイアには、
生活に必要な額+年間42万 必要か?
と云うと、そういうものでもない。
   
と、言う前に、ここの話はセミリタイアではなく、完全なリタイアだ。 
セミリタイアと云うのが、なんかまだ仕事していると云うことなら、その収入を考えないと話は進まない。

最初の文章は、頭っからおかしいと思う。
で、話をフルリタイアとして、その経費について、菅見を述べる。

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小生はサラリーマン時代の小遣いは10万以上だったと思う。
ただ、男の場合は業種とつきあいの兼ね合いでなんとも言えない。
小生はその時期は車を持っていなかったからその分余裕があったし。
多いから、好きなことに使えると云うものでもない。

それにしても、35000で昼飯、衣服、携帯代なんかも払うのだからかなり厳しい。かつかつだろう。

この、35000から必要経費を引くと、、
昼飯とお茶代800×20 飲み代4000×4
床屋化粧品2000 通信費2400 衣服代3000  合計39400
で、すでにオーバーしている。
うーん、厳しい

世捨て人は、外食も付き合いも、よそ行きの服も男性化粧品も要らないし、昼飯も酒代も通信費も固定費にふくんでいるのだから、ちょっと比較しにくい、、、

世捨て人の場合、道楽費用はすべて道楽に使える。
昼飯お茶酒通信は全て必要経費でまかなっている。
みてくれ関係はほとんど0ゼロだし。

ライフスタイルが違うので、根本的に必要経費の考え方が違ってくる。   
カテゴリーでの比較は出来ない。
全体で、比べるしかない。

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仮に試算の例をば……。

この固定費は低すぎると思われるかもしれないが、
無職ならば、実は税金は驚くほど安いのだ。 
住居があって、自然に慣れていて(暑いの寒いのわめかない、水を大切にする)、無職ならば誰でも似たようなものになると思う。

食費は、Bライフ系の方なら月に一万円以下、上記の文を書いた方でさえ酒代入れて1.5万円ほどだと云う。
小生もそんなものだ。 
そとで毎日飲んで帰れば、10万円でも足りない。
要するに外食や既製品を食べずに自炊すればアホみたいに安いということでR。

遊び枠が、自由裁量と云うことになる。

遊びも山や野宿旅はかからない、
たとえば、盛岡まで高速バスで往復約6000円で行ける時代だから2万もあれば東北の山を10日くらい歩いてこれる。小屋は基本無料だ。バス路線は歩く。温泉と酒食料の補給くらいだ。
北アルプスなら、上高地まで往復14000円だ。食料を全てかつげれば、あとはテン場代600~1000円だから、2万の予算は少し厳しい。
南アルプスならまだ500円のテント場がある。……大きな声では言えないがステルスポイントも多い……ワタシハシマセンよ。
ま、とにかく、そんなものだ。たかが知れている。
奥多摩なら自転車でいけば、全てただ。
食料は全て持っていくから、家にいるのと変わらない。
むしろ光熱水道費が少し浮くか?

たとえば、遊び2万円とすると、月間経費は

固定費 住居0+高熱水道通信費+保険税金 2万円
上記以外の必要経費 食費+その他(生活消耗品、衣服、雑費等) 3万円
純粋な流動費=遊び 2万円 
月に7万  年間7×12=84  

となる。

なんと、年間84万円で充分だ。
現実に小生、昨年はこれ以下だった。
仙人かっ……
好きなものを自分で作って食べて、酒のんで、ギター弾いて、本を読んで、下手な絵を画いて、晴れたら近場の山を散歩して、週に一度温泉かサウナに行って、月のうち一週間ほど遠征するくらいだと、これで充分だと云うことです。

あ、住むとこはあるってのが前提。

さて、それなら生涯に必要な経費は?
計算は細かいことは無視して、単純でいい。

仮に現在56才として、満57才の誕生日時点以降の生涯経費を試算してみる。
条件は、月の経費7万円、85才で御臨終。
年金額は仮に5万円としておいた、サラリーマンを15年やってあとは年金免除ならこんなものではないか?これは各自ご確認を。

年間経費 7×12=84

①84 ×年金もらえる65才までの8年間の必要経費=672

②65才から85才(で死ぬとして)までの必要経費
(必要7-年金5)×12 ×(85-65)=480 

③さらに、万一の病気のための蓄えとして仮に200万円余裕をみる。
この、200万は根拠のある保険関係の記事から参照した。詳しくは別の機会にでも……。

と云うわけで、

このケースでの生涯経費 ①672+②480+③200=1352 

因みに、条件を変えてみる。

生活費9万円とすると
864+960+200=2024 万円
生活費8万円とすると
768 +720+200=1688 万円
またまた、
生活費6万円〃
生涯経費576+240+200=1016 万円
で、
生活費5万円〃
生涯経費480+0+200=680 万円
となる。

基本的に、年金額程度でストレスなく暮らせる修行?をしてライフスタイルを構築すれば、55才くらいから完全にリタイアするのは「経済面だけを考えれば」難しくないような気がする。

だから、問題は、この高度資本主義社会をネガティブにとらえるメンタリティが有るか無いか、ではないのかな?

金を使わないことが、ストレスになるのなら、リタイアすべきではない。

この世の便利で美味しくて気持ちよくて楽しいものは全てコマーシャリズムから発信されているので、それをその通りに受け取れる頭の悪い(失礼)方は、低消費生活にストレスを感じるだろうから、死ぬまで働くしかないと思う。

死んだときが、リタイア。
人それぞれ、金持ち奴隷の人生も又よし。

そうでない、多少考える力のある人で、すこしでも人間らしい暮らしをしたいならば、具体的に電卓を叩いてみては如何か?

こういう具体的な数字を、ご自分の
今年、来年、再来年……と、計算してみて、
一方、想定できる貯蓄額を同様に、今年、来年、再来年……

と、書き出せば、その
貯蓄額が生涯経費をうわまわる年齢で、リタイアできるわけだ。
簡単な算数である。

【生涯経費<貯蓄額】➡リタイア可能

税金は、働いているときと比べ、驚くほど少なくなるので、ちょっと信じれない数字だと思うから、調べてみるといい。 
サラリーマンは、ぼったくられてるぞー。
ま、どうしょうもないけんどもね……
年金は基本的に免除だ。

ま、本当に仕事が、嫌で嫌で働きたくないなら、キチンとシミュレーションを計算してみなくてはなにも始まらない。

計画通りに行くものでもないが、計画さえもなければ何もできない。
もし、デタラメ無闇にやってみても、数字がなければ不安でならないだろう。

ま、何も考えないで死ぬまで働いているのが一番楽かもしれない。
バカが一番幸せ。まちがいない。