罔兩庵日乗 mouryouan’s diary

私的ナ思索ト逍遙ニマツワル散話妄言覚書キ

哲学思想

兼好、残念 ,,20191102

兼好、残念 ,,20191102 徒然草 は、思索と批評が段を増す毎に深まって行くのだそうだ。 どこで聞いたのか、読んだのか、思い出せない。 その、読んだか聞いたかした評論で、「主ある家は」の一文を取り上げていた。 そこでの論旨はここでの話と全く関係ない…

役小角,泰澄,空海 修験雑記 ,,20191031

役小角,泰澄,空海 修験雑記 ,,20191031 1 (白山2017) 小生が自らの宗教心の為に興味のある、日本の宗教は修験と古い民俗信仰だ。 整った仏教や神道は、学問的知的な興味はあるがそれだけだ。日本と日本人に固有な信仰心はまず山岳信仰で、それは即ち修験道と…

光厳帝と令和と「湛然虚寂」の意味,,20191028

光厳帝と令和と「湛然虚寂」の意味,,20191028 白洲正子の「かくれ里」桜の寺の章。光厳帝へのオマージュの章のキーワードが「湛然虚寂」だ。 「帝王後醍醐」(村松剛,中央公論)はまさに「異形の王権」(網野善彦,平凡社)であり天皇としては空前絶後の強烈な個…

「世捨て」も又、幸福への手段【3】,,20191028

「世捨て」も又、幸福への手段【3】,,20191028「幸福であれ」これは要請である。 ~タブン,ウィトゲンシュタインの日記ダトキオクシテイル……~- - - - -□「生きる限りは幸福であれ」まず、ヒトに関する限りは、その存在の時間を「幸福」、幸せ、に生きることが善き事、のぞ…

「世捨て」とは「内なる他者の能動的な再構成」【2】

「世捨て」とは「内なる他者の能動的な再構成」【2】⚫(私の)欲望は他者の欲望である。と云う命題は、少しでもラカンにシンパシーを感じた者ならば当たり前すぎるほど当たり前なのだが、一般には今でもまだ異様なのだろうか?どうなんだろう?わからない人に…

「世捨て」とは、「選択的孤独」 【哲学 思想】

「世捨て」とは、「選択的孤独」 【哲学 思想】まず、引用から。『 社会の成熟していく段階の中に、物質的に満たされても心が満たされないという過渡的な状況がある。 中略 現代のようにネットワークが幾重にも張り巡らされて以降は、こうした孤独は「意志的…

比喩としての消化器 【哲学 メモ】

比喩としての消化器 【哲学 メモ】 内なる外部 消化器系 内なる身体 (内裏的境界的,内部身体 脳血液関門内の頭部)外なる内部 所与のオペレーションシステム、用意されたアプリケーションとパラメータ ……・単なる人類の思考=上記システムから自動生成される…

哲学的宗教と プログレッシブ宗教哲学【哲学】

哲学的宗教と プログレッシブ宗教哲学【哲学】ワタシがここで哲学的宗教 と云う言葉で意味することは、例えばスピノザ主義のような哲学的な形而上学、それが昇華して宗教へと結実するものを意味する。 具体的には、エチカEODGの内容を抜粋し整理して、些細な…

メメント・モリ より離れよ 【哲学】 

メメント・モリ より離れよ 【哲学】 基本的に、哲学(の一部)や宗教が問題としてきた大きな切実なことは二つだと思う。生の苦、と、死の恐怖。生きると云うことは苦痛の連続である。 このことは、解説不要だろう。(菅見だが、日本の仏教は仏陀の教えのこちら…

(仮称)自前の思想と社会性のトリレンマ β版 【思想】

(仮称)自前の思想と社会性のトリレンマ β版 【思想】要旨 国際金融のトリレンマを、社会と個人の場合に比喩的に当てはめてみた。 大雑把な論理的なスケッチの試み。精度をあげないと、このままではまだ使用に耐えないが、忘備のメモ。--------Wikipe…

非Aなる概念と孤独について 【哲学】

非Aなる概念と孤独について 【哲学】⚪AとBが対義的 である場合、つまりA=非B 非A=B。 独立した対義語 AとB が存在する場合。が、まずある。 これを、case-A・B とする。case-A・B の例。 「善」・「悪」 「光」・「闇」 「白」・「黒」 「男」・「女」 ……等々⚪…

ロッキンロール と 慈悲【思想 雑】

ロッキンロール と 慈悲【思想 雑】ロックは社会の扶養家族。宇宙人は地球人の保護生物(元のタイトル )いまでこそ、ロック・ミュージックは完全にコマーシャリズムに組み込まれた。 アナーキズムは粛清されヒッピーは絶滅し革命はお笑い草になり果て、不良も…

『神の必然』 について 【哲学 生活】

『神の必然』 について 【哲学 生活】キリスト者なら、神の意志 と言うのだろうか。 ネオ・スピノチストたる小生なら、(ほぼ)『神の必然』と云う言い方になる。神即自然に意志はないし、神即自然はなにも求めないから、~必然、なんて変な表現にならざるを得…

愛に関するいくつかの定理 【哲学】

愛に関するいくつかの定理 【哲学】公理1 愛するものに先だたれるよりも、愛するものより先に死ぬ方が幸福である。或いは、善い。ならば、定理1 私が甲を愛するならば、私は甲より先に死ななければならない。定理2 乙が私を愛するならば、乙は私より先に…

一遍上人【散話selection;20120225】【思想】

一遍上人【散話selection;20120225】【思想】 昔のメールからの文。相も変わらず舌足らずな上に、早計で極論。 しかも、今は少しく考えが変わっているが、全く箸にも棒にもと云うわけでもないので録っておく。 20180222 兀↮↮↮↮↮↮↮↮↮↮↮↮↮↮↮↮↮↮↮○宗教的心理状…

勘違い のあやうい立場

勘違い のあやうい立場勘違いと云うものは、勘違いだと真実が 分かって初めて 勘違いだとわかるということになっている。 すなわち真実との差違があきらかにならない以上 、それが勘違いだということもわからないのである。視点の問題もある。 A が勘違いし…